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写真撮るの大好き。アフィリエイト多めなので面倒な方はブラウザバック推奨。


by umaco
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オヤシラーズ退治で旧型宍戸錠を味わう 後編


ずいぶん間が空きましたが前回の続きであります

手術台に横たわったって数分
突然目の前にピンセットに挟まれた黄色いガーゼが現れます(動揺1)

「お口の周り消毒しますね」グリグリ・・・

頬と顎を許容を超えた消毒液が流れ落ちていきます(同様2)
「あのー・・・」と訴える暇を与えられず再び黄色いガーゼの登場です

「今度はお口の中消毒しますね」グリグリ・・・と2度

苦い消毒液が喉に流れ込まないよう舌でブロックしているので
これを飲み込んでいいのか聞くことが出来ません
「苦いですけど飲み込まないでくださいねー」
お願いだから先に言ってください

少し間を置いて溜まった消毒液を拭ってくれました
そして顔に口の部分だけ穴の開いた青いシートを被せられ
いよいよという時頭の上のほうでなにやらヒソヒソ話し声がするのです
「xxxxを先にしなくちゃxxxxなっちゃうよ」「はい」
どうやら先程から施術している若い助手殿も初めてのようです
妙な共感が生まれますが 自分のこと棚に上げて「緊張しなくていいですよ」と声をかけるのは 今の体勢ではちょっと間抜けな感じがします


そして担当医登場であります
実はこの人相当男前です しかも若いです
髪型もイマドキです
自分の緊張は実はこの人に見た目があまりにも若く「信用ならねー」という気持ちによる部分も大きかったのですが 術前の説明はしっかりとわかり易く経験の豊富さが感じられるものでした しかしそのチグハグさがかえって「口先だけかも」という不安をかきたてるのでありました


いよいよ麻酔です
「注射の時力を抜いていると痛くないよ」と誰から聞いたかすら覚えていない教訓を実践すべく脱力を試みるも失敗します
何度も試みるのですがどうしても足の指先に力が入ってしまいうまくいかないのであります
「あっ痛!?・・・・い??・・ 痛く無いじゃん」
もしやこの医者 注射上手いのでしょうか?2本目3本目もさして痛くありません 
というか3本目のころにはもう麻酔が効いていてあまり感触がわからないのであります

歯を切断するのも引き抜くためにグリグリするのも
その部分自体にたいした痛みはありません
むしろ引っ張られるのに耐えようとがんばる反対側の顎関節が辛かったぐらいです
耐え切れず左手で手術台をタップしようかと悩んでいたら
「抜けましたよー」担当医がちょっと疲れた声で言いました
洗浄 消毒 縫合も無事終わり
「全然痛く無かったよー」などと調子に乗っていた罰が2時間後やってきたのであります


痛い・・・ジンジンガンガン・・・出血も時々あるし どんどん腫れてきて右頬だけが昔の宍戸錠のようになってきました
「多少腫れますよ」とは聞かされていましたがまさかこんなになるとは・・
自分は面長なので下顎から頬にかけてが腫れると目立つようであります
さらに口を上手く開けることが出来ず噛むのも大変で ご飯を食べ終わるとさらに腫れがひどくなります
おかげで食事にかかる時間が3倍くらいになりました
(美容師の習慣で忙しい時の食事は5分以内 その影響で普段でも15分かかることはまず無いのです)



普段処方された薬を飲みきることなど無い自分ですが 
痛み止めが6時間弱できれるので今度ばかりはきっちり飲みました
それでも常に疼く感じがあったのですが 抜糸が終わるとそれもまったく無くなり 後はクレーターのようになってるのが塞がるのを待つだけです
(ここに食べ物が挟まったりすると痛いのです)


この話を3回に分けようと思っていたのですが急遽2話構成になりました
そのためこの後半部分だけ中途半端に下書きのまま・・
いや長時間下を向くのが辛いんですよ
・・・軽いむち打ちなもので
・・・・その原因というのが・・・・

もったいぶって次に続く
by umaco | 2005-11-11 16:10 | 努力不可能